街中で見かけるFunny English Mistakes.(英語の誤用表現)。英語ネイティブの人にはどんな意味で見えているのか?を”捜査”するのが趣味の英語圏出身人です。
紹介する看板、英語の使い方が間違っていようが、それはそれで「日本語(和製英語)」としてならまったく問題ありません。ひとつの「看板のデザイン」と見ればいいのですから。
しかし、英語でも書かれているということは、外国人にもわかるように、という思いからのはず。Funny English Mistakes. 日本語を知らない人が見るといったいどんな意味なんでしょうか。
タバコ喫煙場所
最近は決められた場所でタバコを吸うことがすっかり定着しましたが、JR西日本では新幹線の喫煙コーナーが廃止されたとニュースになっていました。
タバコを吸う人にとっては、喫煙できる場所を探すのも一苦労になりそうですね。
そんな中でも、「レストランでタバコを吸える席がありますよ」という、喫煙者にとってはうれしい案内看板を見つけました。
しかし、英訳がヘンで・・・。
座席がタバコを吸っている??
「当店では喫煙席をご用意しております」と書かれた看板なんですが、
それを訳した英語が、「We prepared the seat in which it smoked for you.」。
これ、 「タバコを吸っているこの席を、あなたのために用意しました」っていう意味なんです。
座席がタバコを吸っているんですね、想像するとユニークです^^
やっぱりこれも、丁寧な日本語をそのまま英語に当てはめただけなので、ヘンな英語になってしまった例です。
英語で「喫煙席を用意している」はなんて書く?
“看板”なので、文章じゃなくていいんですね。シンプルに伝えたいことを書く。
Google翻訳にかけてみると
↓このように翻訳されます。
We have a smoking section available in our restaurant.
これは会話ならOKですが、「看板」ならば文章よりもっとシンプルにした方がいいですね。
「ここでタバコが吸えます」と伝わればいいわけですから、
「Smoking section available.」
でイイと思います。
availableとは「利用可能」という意味です。ちなみに、会話なら「We have a smoking area.」でもOKです。